
イタグレ(イタリアングレーハウンド)は、短い被毛でお手入れがラクそうに見えますが、実は皮膚がとってもデリケートです。
そのため、シャンプーの頻度やシャンプーの選び方を間違えてしまうと、皮膚トラブルにつながることもあります。
そこでこの記事では、メディカルトリマーや犬の皮膚被毛ケアリストの私が、イタグレのシャンプーの頻度ややり方、選び方について解説します。
「どれくらいのペースでシャンプーするの?」「どんなシャンプーを使えばいい?」と迷っている飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
| ■執筆者保有資格
メディカルトリマー、犬の皮膚被毛ケアリスト、ホリスティックケア・カウンセラー ほか |
イタグレはどんな皮膚・被毛をしている?乾燥に注意が必要

シャンプーの前に、まずイタグレがどんな皮膚・被毛かを知っておくことが大切です。
イタグレは短くて細い毛が密に生えており、なめらかで光沢のある被毛を持っています。
アンダーコート(下毛)がないシングルコートの構造なので、見た目よりも皮膚が外気にさらされやすいです。
さらに皮脂の分泌量も少ないため、皮膚が乾燥や刺激に弱く、フケがでやすい特徴があります。
こうした特徴を理解しておくことで、シャンプーのどんなことに配慮してあげればいいかがわかりやすいでしょう。
犬の皮膚の乾燥については、以下の記事もチェックしてみてくださいね⇩
| 愛犬の皮膚がカサカサ!原因や自宅できるケアと病院に行くべき目安を解説 |
イタグレのシャンプー頻度は?月に1回が目安
イタグレのシャンプーは、基本的に月1回を目安に行いましょう。
シャンプーの回数が多すぎると皮脂を必要以上に落としてしまい、乾燥やかゆみなどの皮膚トラブルの原因になってしまいます。
月に1回程度の頻度なら、洗いすぎを防ぎながら清潔を保つことができ、皮膚や被毛の健康を維持しやすくなります。
【注意】年齢によっても頻度が変わる
イタグレのシャンプーは、年齢によってもシャンプーの頻度が異なります。
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・ 子犬 ・成犬 ・シニア犬 |
ただし、皮膚状態や持病の有無でも頻度を調整する必要があるため、皮膚トラブルがある犬やシニア犬は獣医師に相談すると良いでしょう。
犬の皮膚病は、こちらの記事で詳しく解説しています⇩
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犬の皮膚病|症状・種類・原因とケア方法をメディカルトリマーが解説 |
イタグレのシャンプーのやり方と注意点
イタグレは皮膚がデリケートなので、シャンプーの手順や方法に気を付けてあげることが大切です。
ここではイタグレのシャンプーのやり方を注意点と合わせて解説します。
①シャンプー前にはブラッシングを行う
イタグレのシャンプーを行う際は、ブラッシングをして抜け毛やほこりを取り除きましょう。
ラバーブラシや獣毛ブラシなどを使用すると、皮膚を傷つけずにブラッシングできますよ。
また、シャンプー前のブラッシングには体調チェックの意味もあります。
皮膚に赤みや湿疹、しこりなどがないか確認してください。
②泡立てたシャンプーでやさしく洗う
まず、スポンジなどでシャンプーを泡立てておきましょう。
ぬるめのお湯(37℃前後)で全身を濡らし、泡立てたシャンプーで包み込むようにやさしく洗っていきます。
洗うときは爪を立てないように注意しながら、指の腹でマッサージするように行うのがポイントです。
シャンプー液を直接かけると刺激が強くなり、皮膚トラブルの原因となりやすいので避けましょう。
泡立てたシャンプーは、泡が汚れを浮かして包み込んでくれるため、皮膚への摩擦を減らしながら効率よく洗うことができます。
また、皮膚全体に行き渡りやすいので、洗い残しも防ぎやすいというメリットがありますよ。
③しっかりすすぐ
シャンプーの成分が残らないように、丁寧にすすぎを行いましょう。
すすぎ残しは、皮膚のかゆみや炎症、フケなどの原因になるため、触って「キュッ」と感じる程度まで洗い流すことが大切です。
特に、顔周りや足の付け根、指の間などは泡が残りやすいため、よく確認してください。
④タオルドライとドライヤーでしっかり乾かす
すすぎ終えたら、タオルでやさしく水分を取り除いてあげましょう。
ゴシゴシこすると皮膚や被毛を傷めてしまうので、押さえるように水分を吸い取るのがポイントです。
その後、ドライヤーを低温に設定し、皮膚から30ⅽm程度離して乾かします。
特に足先や足の付け根など水分が残りやすい部分は丁寧に行いましょう。
皮膚が湿ったままだと雑菌が繁殖しやすく、皮膚トラブルにつながりやすくなります。
しっかりと乾かすことを意識しましょう。
イタグレのシャンプーを選ぶ3つのポイント

イタグレの皮膚の特徴を踏まえたうえで、シャンプーを選ぶときは成分に注目することが大切です。
ここでは、イタグレのシャンプー選びのポイントを見ていきましょう。
①低刺激なものを選ぶ
イタグレの皮膚は刺激に弱いため、低刺激なシャンプーを選びましょう。
天然由来の成分で作られているような、皮膚の刺激が少ないものがイタグレには合っています。
合成の界面活性剤(かいめんかっせいざい)や香料、アルコールなどが含まれているものは避けたほうが安心です。
人の赤ちゃん用シャンプーは刺激が少なそうなイメージを持つかもしれませんが、そもそも犬と人では皮膚のpHが違うため、たとえ赤ちゃん用でも犬にとっては刺激が強すぎるため、使用しないようにしましょう。
犬が人用シャンプーを使うリスクについては、以下の記事で解説しています⇩
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犬に人用シャンプーは使用できる?薄めるのもNG!ダメな理由を専門家が解説 |
②保湿ができるものを選ぶ
イタグレは皮脂の分泌が少なく、皮膚が乾燥しやすいため、シャンプーにも保湿成分が含まれているものがおすすめです。
セラミドやヒアルロン酸、天然オイルなどの成分は、洗った後もうるおいを保ちやすくなります。
③全成分が表示されているものを選ぶ
シャンプーの成分が、明確に表示されている製品を選ぶことも重要です。
実は人のシャンプーは薬機法に基づいて全成分の表示が義務付けられていますが、犬用シャンプーは法律上の規制がなく表示義務がありません。
そのため、「低刺激」「無添加」「天然由来」と書かれていても、実際には合成の界面活性剤や香料など、刺激が強い成分が含まれていることもあります。
もちろん、全成分を表示している犬用シャンプーもちゃんとあるので、そうした透明性の高い製品を選んだほうが刺激の強い成分を避けやすいでしょう。
イタグレのシャンプーには「ハダファイン」がおすすめ!

イタグレのシャンプーにおすすめなのが、犬の皮膚にやさしい成分で作られている「ハダファイン」です。
こんな悩みのある飼い主さんは、ぜひ使ってみてください。
- 愛犬の皮膚の乾燥が気になる
- 愛犬の体臭が気になる
- 健康的な毛並みを保ちたい
- 手軽に安心して使える製品を探している など
ハダファインは主成分が大豆由来の乳酸菌代謝物質で、皮膚に成分を残すことで健やかな皮膚環境を保ってくれるため、洗い流す必要がありません。

また、シャンプーとしてだけでなく、入浴剤やボディローションなどさまざまな使い方ができるのもポイントです。
自然由来、食品由来の成分でできているので、愛犬が舐めてしまっても問題ないのは嬉しいですね。

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ラベンダーが入っているので、虫よけスプレーとしても使えるアイテムです。
実際に私も使ってみましたが、ベタつかずにサラッとしててとても使いやすかったですよ!
詳しいレビューは、こちらをチェックしてみてくださいね⇩
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【レビュー】ハダファインを愛犬に使ってみた|専門家が使用感を本音でレポ |
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ハダファインをスプレー化して愛犬に使ってみた!専門家の使用レビュー |
おすすめの使い方は、シャンプーで使用した分の残りをスプレーボトルに入れて、ブラッシングやお散歩後のお手入れに使う方法です。
古くなったシャンプーを買い直すような無駄もなく、シャンプーとケア用品を別に買う必要もないため、ハダファインはとても重宝しています。
まとめ

イタグレは、特に皮膚がデリケートな犬種です。
そのため、健やかな皮膚を保つためにはシャンプーの頻度や洗い方、使うシャンプーに配慮してあげる必要があります。
シャンプーはただ汚れを落とすためのものではなく、皮膚を守るための大切なケア。
日々の観察と適切なケアで、愛犬の美しい被毛を維持していきましょう。
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執筆者:高田(メディカルトリマー、犬の皮膚被毛ケアリスト、動物介護士、ペットフーディスト ほか)
