
柴犬やフレンチブルドッグ、コーギー、ミニチュアピンシャー、スムースコートのチワワ・ダックスフンドなどの短毛の犬種は、「お手入れがラクそう」と思われていることも珍しくありません。
確かに毛が短い分、シャンプーも簡単そうですよね。
しかし、短毛だからこそ皮膚が外部からの刺激を受けやすく、シャンプーの頻度やシャンプー剤選びを間違えると皮膚トラブルにつながることもあります。
そこでこの記事では、メディカルトリマーや犬の皮膚被毛ケアリストの私が、短毛の犬のシャンプーについて解説します。
おすすめの皮膚ケアグッズもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
| ■執筆者保有資格
メディカルトリマー、犬の皮膚被毛ケアリスト、ホリスティックケア・カウンセラー ほか |
短毛の犬のシャンプーの頻度は?犬種によって異なる
シャンプーは、犬の皮膚を健康に保つために欠かせないケアの1つですが、その頻度は犬種や個体、年齢によっても異なります。
個体差があると聞くと「愛犬はどれくらいの頻度でシャンプーしたらいいの?」と迷ってしまいますね。
ここでは、短毛の犬の適切なシャンプー頻度について見ていきましょう。
犬種・毛質による違い
同じ短毛でも、柴犬やコーギーのようなダブルコートと、ミニチュアピンシャーやイタリアングレーハウンドのようなシングルコートなどさまざまです。
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・ダブルコート 【ダブルコートの短毛犬種】 ・シングルコート |
基本的に月1回を目安にシャンプーを行いますが、フレンチブルドッグやパグなどの皮脂が多い犬種は月に2回を目安にシャンプーを行いましょう。
シャンプーは頻度が多すぎると必要な皮脂まで落とし過ぎてしまうため、逆に皮膚トラブルを起こしやすくなります。
シャンプーは回数が多い方が良いというものではないので、やり過ぎないように注意しましょう。
年齢による違い
犬の年齢によっても、適切なシャンプーの頻度は異なります。
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・子犬 ・成犬 ・シニア犬 |
もちろん、犬の皮膚の状態や持病などでも頻度を変える必要がありますが、健康な犬の場合は上記を目安に行いましょう。
皮膚病にかかっている犬やシニア犬では、その都度獣医師に確認するのがおすすめです。
季節による違い
季節ごとに皮膚や被毛の状態は変わるため、シャンプーの頻度も少しだけ調整してあげましょう。
ダブルコートの短毛の犬は、春〜初夏は換毛期にあたり、抜け毛や皮脂が増えやすい状態です。
この時期は毛穴に汚れがたまりやすいため、3〜4週間に1回を目安にシャンプーすると良いでしょう。
シングルコート、ダブルコートに関係なく、夏場は汗や皮脂汚れが付きやすくなりますが、冷房や紫外線による乾燥も起こりやすくなります。
洗いすぎは皮膚の状態を乱す原因になるため、月1〜2回を目安にしましょう。
また、秋~冬は外の空気も室内も乾燥しやすくなる時期です。
ダブルコートの犬では換毛期がありますが、この時期は月1回程度にとどめておいたほうが安心です。
犬の皮膚の乾燥については、以下の記事もチェックしてみてくださいね⇩
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愛犬の皮膚がカサカサ!原因や自宅できるケアと病院に行くべき目安を解説 |
短毛の犬のシャンプーのやり方と注意点

短毛の犬のシャンプーは一見簡単そうに見えますが、皮膚に刺激が伝わりやすいので丁寧な洗い方をする必要があります。
ここでは、短毛の犬のシャンプーのやり方と注意点を見ていきましょう。
①シャンプー前のブラッシング
シャンプーの前には、必ずブラッシングを行いましょう。
短毛の犬でも、抜け毛やフケ、ほこりなどが皮膚の表面に残っていることがあります。
ブラッシングである程度の抜け毛や汚れを取り除くことができるので、シャンプーを効率的に行えます。
ブラシはラバーブラシやシリコンブラシなど、柔らかいブラシを使うと皮膚を傷つけにくくて安心です。
②洗い方
ぬるめのお湯(約37℃前後)で全身をしっかり濡らしてから、泡立てたシャンプーでやさしく洗っていきます。
直接シャンプー液をつけるのは、その部位だけ成分が濃くなり、刺激が強まってしまうので避けましょう。
泡立てたシャンプーの方が、皮膚や被毛全体に均一に行き届くため汚れ落ちも良く、洗い残しも防ぎやすいですよ!
また、洗うときは爪を立てたりゴシゴシと皮膚をこすったりするのではなく、指の腹でマッサージするように行いましょう。
特にパグやフレンチブルドッグは皮脂の分泌量が多く、顔や首のしわに汚れがたまりやすいため、しわの奥まで泡を行き渡らせ、優しく丁寧に洗ってあげるのがポイントです。
③すすぎ方
シャンプーが残らないように、しっかりと丁寧にすすぐことが大切です。
すすぎ残しがあると皮膚のかゆみや炎症の原因となることがあります。
触ってみて「キュッキュッ」と感じるくらいまですすぐと、シャンプー剤が落とせているというサインですよ!
特に指の間や内股、しっぽの付け根、しわの間などは泡が残りやすい部分なので、念入りに流しましょう。
④乾かし方
シャンプー後はしっかりと水分を取り除きましょう。
まずはタイルで全身を包み、優しく押さえるように拭き取るのがポイントです。
その後、30cm程度離した位置から低温に設定したドライヤーで乾かしていきます。
シニア犬では体が冷えないように、胸とお腹から乾かしてあげてくださいね。
濡れたまま放置すると体が冷えるだけでなく、雑菌が繁殖してにおいや皮膚トラブルの原因になることもあります。
短毛の犬は見た目が乾いていても、毛の根元や皮膚は湿っていることがあるため、完全に乾くまで丁寧に行いましょう。
短毛の犬のシャンプー剤を選ぶポイント

シャンプーの頻度ややり方と同じくらい重要なのが、どんなシャンプーを使うかということです。
短毛の犬は被毛が短い分、皮膚に直接シャンプー成分が触れやすくなります。
皮膚の健康を守ってあげるためにも、短毛の犬のシャンプー剤を選ぶポイントをご紹介します。
犬の皮膚に優しい成分で作られている
犬の皮膚はとてもデリケートです。
天然由来成分で作られているような、犬の皮膚に優しい成分で作られているシャンプーを選ぶのがおすすめです。
強い洗浄成分や香料、アルコールが入った製品は避けたほうが良いでしょう。
なお、人の赤ちゃん用シャンプーを選ぶ飼い主さんも見られますが、犬にとっては刺激が強すぎるので人用シャンプーは使用しないようにしてください。
犬が人用シャンプーを使うリスクについては、以下の記事をチェックしてみてくださいね⇩
| 犬に人用シャンプーは使用できる?薄めるのもNG!ダメな理由を専門家が解説 |
保湿に配慮されている
短毛の犬は皮膚のうるおいを保つことが苦手なので、保湿もできるシャンプーを選びましょう。
保湿成分にはヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン、グリセリン、天然オイルなどさまざまなものがありますよ。
全成分が表示されている
人間用のシャンプーは全成分の表示が義務付けられていますが、犬用のシャンプーに表示義務はありません。
シャンプーの中には、「低刺激」「無添加」と書かれていても、実際には強い洗浄剤などが含まれていることもよくあります。
そのため、成分の透明性が高い製品を選ぶことが安心につながるでしょう。
短毛の犬のシャンプーには「ハダファイン」がおすすめ!

短毛の犬のシャンプーには、皮膚に優しくシャンプー剤残りの心配がない「ハダファイン」がおすすめです。
ハダファインは大豆由来の乳酸菌代謝物質が主成分で、皮膚に成分を残すことで皮膚の常在菌に働きかけ、健やかな皮膚環境を保ってくれます。
犬の皮膚に優しい成分でできているだけでなく、食品由来の成分からできているため、舐めてしまっても問題ありません。

| ■ハダファインはこんな飼い主さんにおすすめ!
・愛犬の皮膚に悩みがある |
ハダファインは洗い流さないシャンプー剤としてだけでなく、入浴剤やボディローションなどさまざまな使い方ができるのも魅力です。
水で10倍に希釈すれば、毎日の保湿ケアに使用できるスプレーにもなる優れモノ!
ラベンダー入りで、虫よけスプレーとしても活用できます。
実際に私も使用してみましたが、サラッとした使い心地で香りも良く、愛犬たちも嫌がらずにケアをさせてくれましたよ!
パッケージも可愛いので、犬友さんへのプレゼントにもぴったりです。
詳しいレビュー記事は、こちらをチェックしてみてくださいね⇩
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【レビュー】ハダファインを愛犬に使ってみた|専門家が使用感を本音でレポ |
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ハダファインをスプレー化して愛犬に使ってみた!専門家の使用レビュー |
まとめ

短毛の犬は皮膚トラブルを起こしやすいからこそ、シャンプーは頻度や使うシャンプー剤など配慮してあげることがたくさんあります。
最後に短毛の犬のシャンプーのポイントを押さえておきましょう。
- 年齢や季節などに合わせて頻度は調整する
- やさしく洗い、しっかり乾かす
- 犬の皮膚にやさしいシャンプー剤を選ぶ など
いつものケアも、ちょっとした工夫で皮膚や被毛の健康維持に役立ちます。
愛犬に合ったケアを行ってあげてくださいね。
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執筆者:高田(メディカルトリマー、犬の皮膚被毛ケアリスト、動物介護士、ペットフーディスト ほか)
