
愛犬の毛並みがパサパサしていたり、毛艶がなくなってくると、「どうして毛並みが悪いんだろう?」と考えてしまいますよね。
実は毛並みや毛艶は、犬の健康状態を映す「鏡」のような存在です。
毛並みや毛艶を良くするためには、しっかり原因を知っておく必要があります。
そこでこの記事では、メディカルトリマーの私が犬の毛並み・毛艶が悪くなる原因や健康的な毛並み・毛艶を取り戻すためのケア方法について解説します。
| 執筆者:高田
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犬の毛並み・毛艶が悪くなる主な原因5つ
犬の毛並みや毛艶が悪くなるときは、実は被毛そのものではなく体の内側や皮膚環境に原因があることが多いです。
最初に、犬の毛並み・毛艶が悪くなる代表的な原因を見ていきましょう。
①栄養不足や栄養の偏り
犬の毛並みと深く関係しているのが栄養状態です。
一般食やおやつばかりを与えているなど偏った食事をしていると、被毛に必要な栄養が不足して、毛がパサついたりツヤが失われたりしやすくなります。
また、総合栄養食を与えていても、食事の量が十分ではないと栄養不足に陥る可能性があるため、注意が必要です。
栄養が足りない状態が続くと体は生命維持を最優先に働き、内臓や脳、筋肉など重要な器官に栄養を回すことを優先します。
その結果、皮膚や被毛への供給は後回しになり、毛並みの低下として現れることがあるのです。
②お手入れ不足
犬の毛並みや毛艶が悪くなる原因には、シャンプーやブラッシングなどのお手入れ不足もあります。
シャンプーやブラッシングが十分でないと、被毛に古い皮脂や汚れが残り、毛の表面がくすんだり、キューティクルが乱れたりします。
その結果、光がきれいに反射しにくくなり、毛艶が落ちて見えるようになるのです。
また、ブラッシングやシャンプーには皮膚の健康を保つ働きがありますが、お手入れ不足によって皮膚環境が乱れやすくなります。
皮膚環境が乱れると、皮膚トラブルを招きやすくなるため、毛並みに影響することも少なくありません。
③ストレス
ストレスも犬の毛並みや毛艶を悪くする原因の1つです。
ストレスがかかると、ホルモンバランスや自律神経の働きが乱れ、毛を作る毛根に届く栄養や血流が減ったり、皮脂の分泌や皮膚の状態が不安定になったりします。
その結果、皮膚や被毛の健康に影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
④老化によるもの
犬も年を取ると、毛並みや毛艶に変化が見られるようになります。
加齢によって毛根の働きや血流、皮脂の分泌、ホルモンバランスなど、さまざまな機能が低下します。
その結果、以下のような変化が起こるのです。
| ・毛が育ちにくい ・毛根に十分な栄養が届きにくい ・毛質が変わる ・毛の密度が減る ・皮膚や被毛が乾燥しやすい ・毛色が薄くなる ・白髪が増える など |
こうした老化による変化は、毛をパサつかせたりツヤを失わせるなど、毛並みや毛艶を乱れやすくします。
⑤病気・体調不良
病気や体調不良が原因で、毛並みや毛艶が悪くなっていることも考えられます。
たとえば、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、アレルギー、内臓疾患などは、毛並みに影響しやすいです。
実際、愛犬の1匹がクッシング症候群で治療をしていましたが、毛の伸びが悪くなったり、毛のパサつきや毛艶がなくなるなどの影響が見られました。
こうした病気は早期に治療を始めることが大切なので、毛並み以外にも気になることがある場合には、獣医師に早めに相談しましょう。
犬の毛並み・毛艶を良くするケア方法
犬の毛並みや毛艶が悪くなる原因はさまざまですが、良くするためには体の内側と外側からケアしてあげることが大切です。
栄養、スキンケア、生活習慣の3つのポイントを意識してみましょう。
①食事で内側から整える
まずは食事を見直してみましょう。
| ■ 見直すポイント
主食は総合栄養食を与えているか |
これらを意識することで、被毛に栄養が届きやすくなり、毛がパサついたりツヤが失われるのを防ぐことができます。
また、摂取したタンパク質の約30%が被毛や皮膚の健康維持に使われるため、良質なタンパク質をしっかり摂取させてあげましょう。
普段のフードに肉や魚を少量トッピングしてあげるのもおすすめです。
※食物アレルギーや持病がある場合には、獣医師にご相談ください
②スキンケアで外側から整える
体の内側からのケアだけでなく、外側からのケアも重要です。
| ■ スキンケアのポイント
ブラッシング |
スキンケアを適切に行うことで、美しい毛並みを保つことにつながります。
また、使用するシャンプー剤にも配慮してあげると、被毛や皮膚への負担を減らすことができますよ。
犬の皮膚はとてもデリケートなので、自然由来の成分で作られているような低刺激のものを選んであげるのがおすすめです。
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③生活習慣を整える
犬の毛並みを良くするためには、日々の生活習慣を整えてあげることも欠かせません。
| ■ 生活習慣で意識したいポイント
適度な運動 |
生活習慣を意識してあげることで、血流やホルモンバランス、自律神経の働きが整いやすくなります。
食事やスキンケアとあわせて行うことで、毛並みや毛艶をより良い状態で保つことができるでしょう。
季節によって変わる犬の毛並み・毛艶ケアのポイント
犬の毛並みや毛艶は、気温や湿度といった季節の変化にも影響を受けます。
同じケアを一年中続けるだけでは不十分なこともあるため、季節ごとにケア方法を調整してあげましょう。
春
換毛期がある犬種では、春は冬毛が抜ける時期です。
抜け毛(死毛)を放置してしまうと、毛玉や皮膚の蒸れにつながり、毛並みの悪化や皮膚トラブルの原因になることもあります。
こまめにブラッシングを行い、しっかりと死毛を取り除いてあげましょう。
短毛種の犬もこの時期は、毎日のブラッシングが必要です。
夏
夏は気温や湿度が高くなり、皮膚が蒸れやすく、毛並みもべたつきやすくなる時期です。
皮膚が濡れないように室内の風通しを良くしたり、エアコンで温度や湿度を管理するなど、「通気性」を意識してあげましょう。
また、水遊びや雨でぬれた後は、菌を繁殖させないためにも必ず毛を乾かすようにしてください。
通常、犬のシャンプーは月に1回が目安ですが、皮脂が多い犬はこの時期、月に2回を目安にしても良いでしょう。
秋
換毛期がある犬種は、秋も毛が抜ける時期です。
夏の紫外線や乾燥でダメージを受けた毛が抜けるタイミングでもあるため、しっかりとブラッシングを行い、毛のコンディションを整えてあげましょう。
短毛種の犬も同じく、毎日のブラッシングで死毛を取り除くことが大切です。
冬
冬は空気が乾燥するため、毛がパサついたり静電気が起きやすくなる時期です。
加湿器などを使用して、室内の湿度を保ってあげましょう。
乾燥によるダメージを防いであげることが、毛並みの健康を保つことにつながります。
犬の毛並み・毛艶ケアには「ハダファイン」がおすすめ
愛犬の毛並みや毛艶に悩んでいる飼い主さんにおすすめなのが、保湿もできる犬用ボディローション「ハダファイン」です。
ハダファインは入浴剤やシャンプー、ボディローションとさまざまな使い方ができるので、愛犬と飼い主さんに合わせたケア方法が叶います。
| ■ ハダファインはこんな飼い主さんにおすすめ!
・愛犬の毛並みや毛艶の悩みがある |
ハダファインは、乳酸菌代謝物質が主成分で、犬の皮膚の常在菌に働きかけ美肌菌を増やしてくれます。
皮膚に成分を残すことで、より毛並みや毛艶の健康維持を実感しやすくなるため、洗い流す必要がないんです!
もちろん、食品由来の成分から作られているので愛犬が舐めてしまっても大丈夫。

また、水で10倍に希釈すれば、毎日の保湿スプレーとしても使える便利なケアアイテムです。
実際に私も愛犬に使用してみましたが、液がサラッとしていて、とても使いやすかったですよ!
私の詳しいレビューはこちらからご覧いただけます⇩
| 【レビュー】ハダファインを愛犬に使ってみた|専門家が使用感を本音でレポ |
| ハダファインをスプレー化して愛犬に使ってみた!専門家の使用レビュー |
まとめ
犬の毛並みや毛艶が悪くなる原因はさまざまですが、ちょっとした配慮と工夫で改善できることもあります。
毛並みや毛艶の状態は、健康のバロメーターと言っても過言ではありません。
日々の観察やケアを通して、愛犬の体調の変化に気づいてあげることが大切です。
食事やお手入れ、生活習慣を意識して、愛犬の毛並みを健康に保ってあげましょう。
